こんなお悩みはありませんか?
- 食事中に歯がバリッと音を立てて欠けてしまった
- 硬いものを噛んだら詰め物がポロッと取れてしまった
- 歯の欠けた部分がザラザラして舌に当たって痛い
- 詰め物が取れて冷たいものがしみるようになった
- 見た目が気になって人前で笑えない
- このまま放置しても大丈夫なのか不安
突然のトラブルに慌てていませんか?
歯が欠けたり詰め物が取れたりすると、「どうしよう」と慌ててしまいますよね。しかし、適切な応急処置を行い、できるだけ早く歯科医院を受診することで、より良い結果につながります。
放置すると、さらに歯が欠けやすくなったり、虫歯になったりするリスクがあります。気になる症状がある方は、お早めにご相談ください。
主な治療法
コンポジットレジン修復
歯の色に合わせた樹脂で修復する方法です。小〜中程度の欠けに適応し、即日修復が可能です。
前歯部は保険適用、臼歯部(奥歯)は保険適用できる場合と自費診療になる場合があります。比較的手軽ですが、経年による変色や摩耗があります。

詰め物(インレー)治療
歯の型を取り、詰め物を作製して装着する方法です。中程度の欠けに適応し、2〜3回の通院が必要です。
保険診療では銀歯(金属)のみが対象となり、歯の色に合わせたセラミックや白い樹脂は自費診療となります。レジンより耐久性が高いのが特徴です。

被せ物(クラウン)治療
歯全体を覆う被せ物で修復する方法です。大きな欠けに適応し、3〜4回の通院が必要です。
※保険適用の白い被せ物は、歯の状態や位置により適用できない場合があります。詳しくは診察時にご相談ください。。

保険診療の場合
- 銀歯(金属の被せ物):すべての歯に適用可能
- 保険適用の白い被せ物:小臼歯(4・5番目の歯)と条件を満たす大臼歯に適用可能。銀歯に比べて見た目が自然で、金属アレルギーの心配もありません
- 前歯部の白い被せ物:前歯の一部で保険適用
自費診療の場合
セラミックなど、より見た目や耐久性を重視した素材は自費診療となります。高い耐久性と美しい仕上がりが特徴です。
診断と治療の流れ
診断と治療のプロセス
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01初回診断お口の状態確認、レントゲン撮影、痛みや鋭い部分の応急処置を行います
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02治療計画状態に適した修復方法をご説明し、ご相談の上で治療方針を決定します
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03治療実施選択した方法に応じて修復処置を行います
- コンポジットレジン修復の場合:虫歯や欠けた部分の除去、接着処理、レジン充填、形の調整・研磨
- 詰め物(インレー)や被せ物(クラウン)治療の場合:虫歯や欠けた部分の除去、歯の整形、型取り、仮詰め物装着、詰め物装着、調整
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04経過観察必要に応じて調整を行い、経過を確認します
治療期間と回数
- 小さな欠け(コンポジットレジン):1〜2回(約30分~1時間)
- 中程度の欠け(詰め物):2~3回(1~2週間)
- 大きな欠け(被せ物):3~4回(2~3週間)
費用
保険診療(3割負担の場合)
- レジン充填(前歯): 約3,000円~5,000円
- 銀歯(詰め物): 約5,000円~8,000円
- 銀歯(被せ物) :約7,000円~10,000円
- 保険適用の白い被せ物 :約8,000円~12,000円
自費診療
- 臼歯部レジン充填:約15,000円~30,000円
内訳
- 診察・診断料:2,000円~4,000円
- う蝕除去・歯面処理:3,000円~5,000円
- 高品質レジン材料費:7,000円~15,000円
- 充填・形態修正料:3,000円~6,000円
- セラミック(詰め物):約30,000円~50,000円
内訳
- 診察・診断料:2,000円~3,000円
- 形成・印象採得料:5,000円~8,000円
- 仮詰め料:2,000円~3,000円
- セラミック材料費:12,000円~20,000円
- 技工料:7,000円~12,000円
- 装着・調整料:2,000円~4,000円
- セラミック(被せ物):約70,000円~150,000円
内訳
- 診察・診断料:3,000円~5,000円
- 形成・印象採得料:8,000円~15,000円
- 仮歯作製料:3,000円~5,000円
- セラミック材料費:35,000円~70,000円
- 技工料:18,000円~45,000円
- 装着・調整料:3,000円~10,000円
- ジルコニア(被せ物):約100,000円~180,000円
内訳
- 診察・診断料:3,000円~5,000円
- 形成・印象採得料:10,000円~18,000円
- 仮歯作製料:3,000円~7,000円
- ジルコニア材料費:50,000円~90,000円
- 技工料:28,000円~50,000円
- 装着・調整料:6,000円~10,000円
※上記料金は目安です。患者様の口腔状態や治療内容により変動いたします。
※詳細な料金については、診察時にご説明いたします。
リスクと副作用
- 治療後の一時的な痛みや違和感
- まれに噛み合わせの違和感(調整で改善可能)
- 素材によるアレルギー反応(特に金属)
- レジンの経年による変色や摩耗
- 接着部分の二次虫歯の可能性
- 治療のための健全な歯質の削除
- まれに神経への刺激による痛み(約5%の症例)
- 保険適用の白い被せ物:セラミックに比べて摩耗しやすい場合があります
よくある質問
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Q詰め物が取れた場合で、痛みがない場合はどうすればよいですか?A痛みがない場合でも早めの受診が大切です。
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Q歯が欠けた時、欠けた破片は持っていくべきですか?A可能であれば持参してください。欠けた破片の状態によっては再接着できる場合があります。破片は乾燥させず、牛乳や生理食塩水で湿らせた状態で保存するのが理想的です。
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Q修復した歯はどのくらい持ちますか?A素材や部位、噛み合わせ、お手入れ方法により異なりますが、コンポジットレジンで5~7年、セラミックで10~15年、金属で15~20年程度が一般的です。適切なケアと定期検診で寿命を延ばすことができます。
お支払い方法
- 保険診療:現金払い
- 自費診療:現金払い、クレジットカード(VISA、MasterCard、JCBなど)
- デンタルローン(分割払い)対応(自費診療の場合)

