こんなお悩みはありませんか?

  • 歯ぐきが腫れて出血しやすい(妊娠性歯肉炎)
  • 妊娠してから虫歯になりやすくなった
  • つわりで歯磨きが十分にできない
  • つわりによる吐き気で胃酸が歯を傷めている
  • 妊娠してから口の中の味や匂いが変わった

妊娠中はホルモンバランスの変化により、お口のトラブルが起こりやすくなります。妊娠中のお口の健康は、お母さんだけでなく赤ちゃんの健康にも影響します。

歯ぎしりの3Dイメージ画像

主な治療法

妊娠初期(1~3ヶ月)の治療

この時期は胎児の器官形成が活発な時期です。緊急性の高い痛みの処置、クリーニング、簡単な虫歯治療などが可能です。大きな治療は中期以降に延期し、レントゲン撮影は必要最小限にします。

妊娠中期(4〜7ヶ月)の治療

最も安定している時期で、歯科治療に適した期間です。一般的な虫歯治療、クリーニング、歯周病治療、応急的な親知らずの処置などが可能です。長時間の治療や仰向けの姿勢での治療時間は短くします。

妊娠後期(8〜9ヶ月)の治療

出産に備える時期で、体調や姿勢に配慮が必要です。緊急性の高い治療、クリーニング、短時間の虫歯治療などが可能です。長時間の仰向け姿勢は避けます。

診断と治療の流れ

  • 01
    妊娠時期と体調の確認
    現在の妊娠週数や体調についてお聞きし、かかりつけの産科医療機関についても確認します。
  • 02
    お口の状態の検査
    お口の中の状態を診査し、必要に応じて最小限のレントゲン撮影(防護エプロン使用)を行います。
  • 03
    治療計画の提案
    妊娠時期に合わせた治療計画をご提案し、出産後に行うべき治療についても説明します
  • 04
    治療の実施
    リクライニング角度の調整、こまめな休憩、声かけと体調確認など、妊婦さんに配慮した治療を行います
  • 05
    クリーニングと予防ケア
    専門的なクリーニング、正しい歯磨き指導、食生活アドバイスなどを提供します

治療期間と回数

  • 妊娠初期:治療期間 状況による(1~2回の通院)
  • 妊娠中期:治療期間 状況による(症状により複数回の通院)
  • 妊娠後期:治療期間 状況による(1~2回の通院)

費用(保険診療)

  • 初診料・検査:約800円~2,500円
  • クリーニング:約2,000円~3,000円
  • 虫歯治療(1歯あたり):約3,000円~6,000円
  • 応急処置:約1,500円~3,000円

※上記料金は目安です。患者様の口腔状態や治療内容により変動いたします。
※詳細な料金については、診察時にご説明いたします。

リスクと副作用

  • 薬剤による胎児への影響(適切な薬剤選択で最小限)
  • アレルギー反応の可能性
  • 長時間の仰向け姿勢による血圧低下や静脈圧迫のリスク(特に後期)
  • 治療に伴う一時的な不快感や痛み

よくある質問

  • Q
    妊娠中の歯科治療は赤ちゃんに影響しますか?
    A
    適切な治療であれば影響はありません。むしろ、歯周病や重度の虫歯を放置する方が、早産や低体重児出産のリスクが高まるという研究結果もあります。
  • Q
    レントゲン撮影は安全ですか?
    A
    歯科用レントゲンは局所的で線量も少なく、防護エプロンを使用することで胎児への影響はほぼありません。ただし、必要最小限の撮影に留めています。緊急性がなければ、撮影を出産後に延期することも可能です。
  • Q
    つわりがひどくて歯磨きができません。どうしたらいいですか?
    A
    小さめの歯ブラシや子ども用の歯ブラシを使う、香りの少ない歯磨き粉を使う、うがい薬で代用する、など工夫できる方法があります。つわりが落ち着いた時間帯に歯磨きするのも効果的です。

お支払い方法

  • 保険診療:現金払い
妊娠中の歯科治療に不安を感じる方も多いかと思いますが、適切な時期に治療を受けることで、お母さんと赤ちゃん両方の健康を守ることができます。
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